大切なご家族やご先祖様が亡くなった時には、大半のケースでは心を込めてお墓に葬って故人を偲びます。しかし、転勤の多い方にとって大きなネックとなるのが、引越し先からの供養の問題です。近隣のエリアなら辛うじて移動することは可能ですが、遠方になり交通機関を乗り継がなければならなかったり、宿泊を伴うのであれば大きな負担となってしまいます。だからと言ってお墓の場合は霊園に固定されているもので、簡単に移動させるわけにもいきません。
引越し先で新規にお墓を用意するのも過大な費用が発生するほか、利用者が多い霊園では必ずしも空きがあるとは限りません。しかも、いわゆる転勤族と言われているほど頻繁に引越しをされる方であれば、そのたびに大変な手間とコストがかかってしまいます。そんな方におすすめなのが、都内の納骨堂へお骨を納めるという方法です。骨壺にお骨を入れて納骨堂に納めることで、故人を手厚く葬ることができるほか、所属している住職が定期的にお経をあげていただけるのもありがたいところです。
もしもここで転勤をすることになった場合には、都内の納骨堂から骨壺を取り出して、引越し先にある最寄りの納骨堂に納めることができます。引越し先に都内の納骨堂と系列のサービスがあればスムースに手続きが行えるのはもちろんのこと、系列が無い場合は最適な場所を紹介してもらうことも可能です。それらのサービスを利用する際には、日本全国に本支店があるなら、多くの引越し先で対応できます。