ペットを家族の一員として可愛がり、育てている人が増えています。そんな大切命が失われた時、どのように供養するべきなのでしょうか。飼い主を同じお墓に入れてもよいのか、どこで火葬が可能なのかなどよく分からないという人も少なくはありません。いつかは来るお別れの時に、後悔なく見送ってあげられるように情報を集めて、しっかりと準備しておく必要があると言えるでしょう。
ペットを供養する方法は、いくつかあります。いつでもペットの存在を身近に感じていたい、という人におすすめなのは自宅で供養を行う方法です。一軒家に住んでいる場合、自宅の庭にお墓を建てることができます。ペット霊園などで火葬を済ませてから、自宅のお墓にお骨を埋葬する形式です。
毎日自分で手入れをして、しっかりと供養を行うことができます。自宅が集合住宅の場合は、室内で供養をする形となります。仏壇を用意して、火葬を依頼した霊園からお骨の一部を持ち帰り骨壷に納めて保管するのです。自宅供養は、遠出をする必要がないのでいつでも手をあわせることができます。
民間墓地や寺院などに依頼する方法もあり、その場合はなかなかお墓の手入れなどに出向けない場合も、安心して任せることができるでしょう。お墓を建てずに、納骨堂に納骨することを選択する人もいます。納骨堂には様々なタイプの施設があり、食べ物やお花をお供えすることができることが多いです。自分たちの生活スタイルに適した方法を選択するとよいでしょう。