東京都内にはたくさんのお墓がありますが、どれでも同じというわけではありません。どこを選ぶかによって、その後の管理や墓参りの負荷などが変わってくるため、お墓を選ぶ際には様々なポイントを考慮して慎重に決める必要があるのです。では、具体的にどのようなポイントに留意すればよいのでしょうか。この点、まずはじめに考える必要があるのが宗派です。
例えば、特定の宗派の檀家ということであれば、同じ宗派のお寺が運営している墓地や霊園が有力な選択肢となるでしょう。特に宗教にこだわりはないということであれば、宗派を問わず受け入れているような施設も東京には数多くあるので、そういったところを選ぶというのも一案です。なお、仏教の中に浄土宗や浄土真宗・日蓮宗といった色々な宗派があるように、同じ宗教でも宗派によって受け入れてもらえるかどうかが異なるという点については頭に入れておく必要があります。次に、永代供養を行うかどうかも東京でお墓探しを行う際に考慮しておきたいポイントです。
永代供養というのは、その名の通り、将来にわたってお墓の管理や供養をお寺などに任せる制度で、これを利用すれば毎年の供養料や管理料を支払わずに済むようになります。もっとも、その代わりに、最初にまとまった金額を永代供養料として支払わなければならないので、その負担に耐えられるかどうかを踏まえて検討する必要があります。また、すべての墓地や霊園が永代供養を行っているわけではないので、もし希望するのであれば対応してくれるところを選ぶ必要があります。